Sunday, September 23, 2012

住む場所を変えるとき




Keiko:あの「Transit」の時は(旅行雑誌「Transit」の取材でハワイを訪れたとき)
もともとここに来たいっていう想いがあったの。
どちらかというと、そういう場所を探す旅でもあったんだよね。
取材の合間に、自分の好きな場所を探していたんだけどね。
やっぱりここいいなぁと思って帰ったの。

でもまぁ緩やかに移行したいと思って… 家族もいるしね。
あれは2月の始めだったかな?それぐらいに家に帰ったの。
その時はまだ、春休みに子供と一緒に旅行がてら、ハワイ島へ戻ってみて、
彼女たちが気に入ったら引っ越そうかな… ぐらいの感じだったのよ。

それがもう2月の始めの時点でどんどん引っ越したい、という想いが募っていったの。
じゃあどうするの?っていっても、すぐには決められない、いろんな事があったからね。
それでまず、パッキングから始めたのね。
ハワイに引っ越すとなれば、海を越えて行くから持っていくものが限られる。
荷物をちょっと、少し少なめにしましょう、
ハワイの新しい暮らしに必要なものと必要じゃないものをまず分けて、
整理していきましょうってところから始めたわけ。

どんどん整理をしていくと、次はパッキングをしたくなるじゃない? 
整理している間に、自分が多分、スッキリしてきたんだろうね。
引っ越したいっていう想いが、より強まっていったのね。
住む場所も決まってないのに、 あれよあれよという間に、引っ越してきちゃったの。

これだけ気持ちが固まってきたら、住む場所なんていうのは、行ったら見つかる。
こうじゃないと、これができないという考え方の、逆をいっていた。

最初に想いがあれば、 全部何とかなる。
引っ越したい、変化したいという想い。
なんでハワイに行きたかったかというと、よりシンプルな暮らしをしたい、
という想いがあったの。
そういう気持ちでお掃除してたら、どんどんシンプルになっちゃったんだね、きっと。
シンプルになったら、今までいた場所はあまり自分にそぐわない。
「ここはもう、そぐわなくなってきたなぁ」っていう感じじゃなくて、
もうそこには居られない。気づいたら、そんな感じになっていた。


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